歯周病(歯槽膿漏)について
成人の80~90%が歯周病(いわゆる歯槽膿漏)であると言われています。
さて歯周病とはどんな病気なのでしょう。
( 歯周病になってしまったら → ) 健康な歯肉
健康な歯肉
左の画像は健康な歯肉です。
歯周病の歯肉
左の画像は歯周病(歯槽膿漏)の歯肉です。上の歯肉とはあきらかに違いますね。
歯周病(歯槽膿漏)の主な特徴として次のようなものがあります。
(歯周病の特徴と弱点はこちら)
1.歯石の付着
2.歯肉の腫脹
3.ブラッシング時の出血
さらに進行すると、歯茎から膿が出たり、歯がぐらついたり、口臭の原因となったりします。
歯周病(歯槽膿漏)の主な特徴として次のようなものがあります。
(歯周病の特徴と弱点はこちら)
1.歯石の付着
2.歯肉の腫脹
3.ブラッシング時の出血
さらに進行すると、歯茎から膿が出たり、歯がぐらついたり、口臭の原因となったりします。
治療後の歯肉
左の画像は、上の歯周病を治療した後の写真です(当院症例)。
歯石や歯垢のついてない、健康な歯肉の状態に変わったのがおわかりになりますか?
歯石や歯垢のついてない、健康な歯肉の状態に変わったのがおわかりになりますか?
さあ、鏡を使って、あなたの歯肉を見てみましょう。ブラッシングで出血したり、歯と歯の間に歯石がついたりしていませんか
歯周病(歯槽膿漏)の発病と進行は
1 適切な治療
2 予防管理 (診療所での管理、 ご家庭での管理) により防ぐことができます。
気になる方は、是非専門家によるチェックをお受け下さい。 (検査のみの受診も受け付けています、お気軽にご相談下さい)
この記事の筆者
長谷川 亨(はせがわ とおる) 歯科医師 博士(歯学)
1959年 愛知県名古屋市生まれ。 愛知学院大歯学部歯学科卒業。
スカイル福与歯科等研修をへて1988年長谷川亨歯科クリニック開院
現在 同クリニック院長 (有)長谷川ビル 代表取締役
論文
・歯周炎患者歯肉の電子顕微鏡的研究 ―固有層の炎症層の特徴について― 愛院学院大学歯学会誌
・実験的歯の移動に伴う歯槽骨骨改造活性の動的把握の試み ―鉛生体染色法を用いて― 松本歯学
・ヒト歯肉組織の肥満細胞 免疫組織科学的研究 松本歯学 他