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矯正治療 ~ ワイヤー矯正 

ワイヤー矯正とは

ワイヤー矯正は歯の表面に接着させた小さな
プラスチック製の装置と細いワイヤーを使用して
歯を少しずつ動かしていく治療法です。

歯の表面に装置をつけることが、
マウスピース矯正との最も大きな違いです。

ワイヤー矯正は通例ではマウスピース矯正より、
治療期間が長くなるのですが、
1本から3本の移動であれば2~3か月と
マウスピース矯正より
短期間に治療が終わる場合もあります。

ワイヤー矯正の費用について

ワイヤー矯正の実例

 

2本が不ぞろい正中離開

治療期間と通院回数について

動的期間(歯を動かす期間) 2ヶ月から2年
通院回数           6回から24回

※ 矯正治療後は保定(あと戻り装置の使用)が必要です

ワイヤー矯正の治療の流れ

1 写真と型取り

治療の概要について説明させていただきます。
ご希望の方はその日のうちに、お口の検査と歯の写真撮影、
模型を作るための型取り(保険治療) を行います。

2 診査と治療契約
1のデータをもとに、治療の可否が判定され、治療可能な方は

・ 治療期間
・ 通院回数
・ 費用

などについてお伝えします。

治療が困難な場合 :
歯を動かすスペースがない場合。
強い噛み合わせが移動の障害となる場合
などがあります。

3 治療開始


ブラケット(歯の表面につける装置)を接着します。
必要に応じて歯間を削合し(削り)歯の移動に応じた
ワイヤーを装着します。

4 ワイヤーの交換
移動のチェックのためにご来院いただきます。
歯間の調整とワイヤー交換を行います。

通院ペースは2週間に1回です。
5 治療の完了とブラケットの除去
歯の移動が終了すれば、治療完了となります。
ブラケットを除去し、歯面を磨きます。
保定(後戻り防止)のための細いワイヤーを内面にお付けします。

6 定期検診
後戻りの確認をします。
ペースは3~6か月です。

マウスピース矯正より
短期間 & 安価 にできる場合もあります

通例では、ワイヤー矯正よりマウスピース矯正の方が、短期にそして安価に治療が行われます。
しかし、「上の前歯が少し離れている」、「1本の歯が少し傾いている」 など
きわめて小規模の歯列不正は ワイヤー矯正の方が有利な場合があります。

歯のスキ間をワイヤー矯正で治しました。
(矯正後ホワイトニングも行っております)

※ 歯並びの状態によって治療期間は大きく
異なってまいります。一度ご相談ください。

 

長谷川亨・歯科クリニックの矯正治療
・ 矯正治療~ワイヤー矯正
・ 矯正治療~マウスピース矯正(インビザラインGoシステム)
・ インビザラインGoシステムについて
・ 実際の治療例

 

この記事の筆者

長谷川 亨(はせがわ とおる)  歯科医師  博士(歯学) 
1959年 愛知県名古屋市生まれ。 愛知学院大歯学部歯学科卒業。
スカイル福与歯科等研修をへて1988年長谷川亨歯科クリニック開院
現在 同クリニック院長 (有)長谷川ビル 代表取締役
論文
・歯周炎患者歯肉の電子顕微鏡的研究 ―固有層の炎症層の特徴について― 愛院学院大学歯学会誌
・実験的歯の移動に伴う歯槽骨骨改造活性の動的把握の試み ―鉛生体染色法を用いて― 松本歯学
・ヒト歯肉組織の肥満細胞 免疫組織科学的研究 松本歯学 他