正しい歯科治療 受診の仕方
歯の健康は、高齢化社会を楽しく生き抜くための必須条件です。
長谷川亨・歯科クリニックでは 歯科診療 を提供することはもちろん、生涯にわたって健康な歯を保ち続けるための システムとアドバイスを提供しています。
90000件の歯医者さん
現在日本では9万件以上の歯科診療所があり、また国民皆保険 制度によって気軽に歯科診療を受けることのできる状況にありながら、 歯やお口の健康について悩みをお持ちの方がたくさんいらしゃいます。
歯医者さんで治療を受け続けてきたのに・・・
しかも問題なのは、歯を失っていく人のほとんどが、歯科診療所に通院 し治療を受けてきたにもかかわらず、そのような状況になってしまってい ることです。
年を取ると必ず入れ歯になるの?
40歳から44歳までの方の一人あたりの平均喪失歯数(抜いてなくなっ た歯の数)は3.5本。50歳から54歳では7.5本。60歳から64歳では15本 です。この平均値から考えると、50歳を越えると普通の人は、そろそろ 入れ歯のお世話にならなくてはいけない状況になってきます。 (歯周疾患実態調査報告より)
歯を失う原因は
小さい虫歯からはじまって、次に神経を抜き、冠をかぶせた あと数年後にまた痛み出し、結局歯を抜いて入れ歯になってしまった。と言う話はよく耳にします。いったいその原因はどこにあるので しょうか?
受診の仕方を考えましょう
歯を失なう原因は 、治療そのものに問題がある場合もありますが、むしろ 受診の仕方に問題がある場合が多いのです。治療の途中で通院を中断してしまったことはありませんか?また一旦最後まで治療を 完了したあと、そのまま何年も放っておいたことはありませんか?
歯の病気の原因はバクテリア
歯の病気の原因はほとんどが 歯垢というバクテリア(ばい菌)のか たまりによって引き起こされます。
歯の表面の組織や免疫力がその バクテリアに抵抗している限り、歯の病気は大きく進行することはあ りません。しかし実際にはお口の中のあちこちで、そのバランスがく ずれバクテリアが歯の病気を発生させているのです。
※ 歯を治してしまえばこちらのもの
生涯にわたって健康な歯を保ち続けるためには
生涯にわたって健康な歯を保ち続けるために 必要なのが、
①毎日の歯のお手入れ
→ 正しい歯の磨き方 と
②歯科医院で行う定期検診
→ 定期健診を受けましょう です。
かなり上手に歯のお手入れをされる方でも、少量のバクテリアはお口に残り、実際には少しずつ病気が進行していることが多いのです。そのために定期検診によって、問題が生じる前にバ クテリアを除去したり、問題のある部位は早めに処置をする必要があります。
高齢化社会を楽しく過ごすために
高齢化社会を迎え、日本は未曾有の超高齢化社会に突入しています。年金、介護保険により、高齢者をサポートするシステムもありま すが、何よりも大切なことは自分の健康は自分の努力によって維持していくことではないでしょうか。
私たちが皆様の歯とお口の健康のお手伝いをさせていただきます
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この記事の筆者
長谷川 亨(はせがわ とおる) 歯科医師 博士(歯学)
1959年 愛知県名古屋市生まれ。 愛知学院大歯学部歯学科卒業。
スカイル福与歯科等研修をへて1988年長谷川亨歯科クリニック開院
現在 同クリニック院長 (有)長谷川ビル 代表取締役
論文
・歯周炎患者歯肉の電子顕微鏡的研究 ―固有層の炎症層の特徴について― 愛院学院大学歯学会誌
・実験的歯の移動に伴う歯槽骨骨改造活性の動的把握の試み ―鉛生体染色法を用いて― 松本歯学
・ヒト歯肉組織の肥満細胞 免疫組織科学的研究 松本歯学 他