新しい治療法~より優しく安全な治療を目指して
当医院では、インプラントの新しい治療法を導入しております。
その一例をご紹介いたします
歯肉切開をしない手術法 (CTによるサージカルガイド法)
S2G (IGS社)によるサージカルガイドを使用します
CT画像から得たデータで、インプラントの埋め込む位置を正確に測定することにより、粘膜を切開することなしに、インプラント手術を行うことができます。
注) CT撮影は必ず必要です
(関連医療機関へ撮影依頼いたします
費用 : 実費 約8,000円程度 )
費用についてはコチラをご覧下さい
より安全で正確に、手術を行うことができる、インプラント手術の未来形です。
* 骨や粘膜の形態により、治療適応されない場合もあります
骨を削らないインプラント手術( O.A.Mシステム )
オーギュメーターという手用器具で、インプラントの穴を広げていく手法です。インプラント手術で患者さんが最も不安に感じる、ドリルによる穴あけ(機械エンジンによる穴あけ)を最小限にとどめる、画期的な治療法です。
(株)メディカルエイペック社 OAMインプラントシステムカタログより転載
骨を削り取らないため、痛みが少ない、治癒期間が短い、手術中のストレスが少ない、骨を削る際のトラブルを回避できる等の長所があります。また、骨の幅の少ない場所や、上あごで通常インプラントの困難な場所にも応用できます。
まとめ
従来法 | サージカルガイド法 | O.A.M インプラントシステム | |
歯肉切開 | 行う | 行わない | 行う |
ドリリング 機械エンジンによる穴開け | 行う | 行う | 最小限 |
治療時間 (3本の場合) | 約40分 | 約15分 | 約40分 |
費用 | 基本費用 | 追加費用あり | 基本費用(追加費用なし) |
CT撮影 関連医療機関に依頼します 実費負担が必要です | 場合により必要 | 必要 | 必要 |
制限 | 従来通り | 骨のコンディションがよいこと | 条件の悪い例にも応用できます |
この記事の筆者
長谷川 亨(はせがわ とおる) 歯科医師 博士(歯学)
1959年 愛知県名古屋市生まれ。 愛知学院大歯学部歯学科卒業。
スカイル福与歯科等研修をへて1988年長谷川亨歯科クリニック開院
現在 同クリニック院長 (有)長谷川ビル 代表取締役
論文
・歯周炎患者歯肉の電子顕微鏡的研究 ―固有層の炎症層の特徴について― 愛院学院大学歯学会誌
・実験的歯の移動に伴う歯槽骨骨改造活性の動的把握の試み ―鉛生体染色法を用いて― 松本歯学
・ヒト歯肉組織の肥満細胞 免疫組織科学的研究 松本歯学 他