カワラダ義歯 - よくかめる義歯 (総入れ歯)
あなたの義歯は介護生活にたえられますか?
※ カワラダ義歯(川原田義歯)は 川原田幸三博士(三重県津市開業) が考案し実践されている 義歯作製システムです
(部分入れ歯)
についてはコチラからどうぞ →
カワラダ義歯の特徴
痛み無くよく噛めます
私(長谷川)が川原田博士の研修を受講したのは、博士の論文に
「リンゴの丸かじりができ、糸をかみ切ることができる義歯 」
という表記があり、その技術を何としても学びたいと感じたからです。
実際に川原田歯科での研修中、義歯をはめてリンゴを丸かじりされるお年寄りの患者さんの笑顔を見て、
深い感銘を受けました。
実際私の診療所でも、一例の難症例をのぞいて(現時治療継続中)満足のいく結果が出ています。
義歯完成後の調整がほとんど必要ありません
義歯が完成してから「今になれますから」と、何度も痛い所の調整に通ったことはありませんか?
川原田義歯の素晴らしい所は、 完成後は「無調整」 つまり、何も調整が必要のない所です。
治療用の義歯を実際に使ってもらいながら、新しい義歯を完成さ せていくカワラダ義歯ならではの特徴です。
経済的です
カワラダデンチャーは、上下あわせて90万円(消費税別・・・治療費について参照)です。
同じような治療効果が期待できるインプラント(人工歯根)治療は素晴らしい治療ですが、無歯顎(歯が一本も残っていない)症例では上下あわせて250万を越える場合がほとんどです
その点を考えればカワラダデンチャーの高い経済性を御認識頂けると思います。
まさかの時にも安心です(介護生活に対応できる歯科治療)
超高齢化社会に突入しています。 私も介護認定審査委員(名古屋市中区)を務めていましたが、介護の必要性は年々増加しています。誰もが健康で朗らかなシルバーライフをのぞんでいますが、統計学的に現時点で15%の方が何らかの介護を必要としています。
よく噛むことにより、いつまでも健康な生活を送れるよう日々注意することは何より大切ですが、万が一、ご自身が介護をうける事になったとき、全部入れ歯はその取り扱いの容易さ、そして清潔さにおいて、群を抜いています
カワラダ義歯作製の手順
使用中の義歯を修理し、とりあえず噛める状態にします。
2.かた取り
義歯を作るための、かたを取ります
使用中の義歯を利用して、粘膜のかたと、かみ合わせをコピーする方法もあります
3.治療用義歯の作製
新しい義歯を作ります。
しかしこれはまだ完成義歯ではありません
この義歯を使いながら、理想的な義歯の形と 正しい噛み合わせを作っていきます
4.治療用義歯から最終義歯へ
治療用義歯で充分噛めるようになったら、一旦それをお預かりして、完成義歯にしていきます。
(この行程は特殊技術が必要です)
5.義歯の完成
完成した義歯は、調整は不要です。
すぐそのままお食事ができます。また、痛みも出ません。
さらに、一旦お作りいただいた義歯は、将来的にも、ほとんど調整が不要であるか、あっても若干の調整のみですみます。
一度この義歯をお作りいただけば、再度作りなおす必要は、まずありません。
カワラダデンチャーと普通の義歯とのちがい
最も大きな違いは、粘膜と義歯とが完全にぴったりあっている点です。
それは、治療用義歯を使って実際に食事をしてもらいながら作られた粘膜の形を、そっくりそのまま完成義歯に写しとる(コピーする)事により可能になります。
もちろん、歯並びや、噛み合わせも理想的なかたちに仕上げられます
この記事の筆者
長谷川 亨(はせがわ とおる) 歯科医師 博士(歯学)
1959年 愛知県名古屋市生まれ。 愛知学院大歯学部歯学科卒業。
スカイル福与歯科等研修をへて1988年長谷川亨歯科クリニック開院
現在 同クリニック院長 (有)長谷川ビル 代表取締役
論文
・歯周炎患者歯肉の電子顕微鏡的研究 ―固有層の炎症層の特徴について― 愛院学院大学歯学会誌
・実験的歯の移動に伴う歯槽骨骨改造活性の動的把握の試み ―鉛生体染色法を用いて― 松本歯学
・ヒト歯肉組織の肥満細胞 免疫組織科学的研究 松本歯学 他