「歯周病治療の長期予後」 についての勉強会
令和5年7月22日(土)に、JAO(日本オッセオインテグレーションアカデミー)7月例会が松本歯科大学歯科保存学講座(歯周)の吉成伸夫先生をお招きして行われました。今回のテーマは「歯周病治療の長期予後」でした。
講演は、骨吸収の形態(水平性、垂直性など)や菌叢(A.a.菌による侵襲性歯周炎やPg菌、Tf菌、Td菌による典型的歯周炎)と歯周病長期予後との関連性についてお話しでした。また、リグロスとサイトランスを使用した再生療法や、インプラント周囲炎と好中球の関わりなど、最新の歯周病学のエビデンスに基づくトピックスについても、臨床ベースで詳しくご講演されました。
講演の後、活発な質疑応答が行われ、例会終了後に行われた懇親会でも、引き続き講師との有意義な意見交換が行われました。