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日本臨床歯周病学会に参加しました~6

暑い日が続きますが、みなさん体調いかがですか?

7月30 31日にパシフィコ横浜で開催された日本臨床歯周病学会に院長先生と歯科衛生士で参加してきました。
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今回は40周年記念大会で、歯周病のトータルマネジメントというテーマでした。

トータルマネジメントということで、診療での患者さんとのコミュニケーションの取り方から実際の歯周病治療そのものの話、さまざまな方向から歯周病に対してアプローチできるよう、専門の先生が講演してくださりとても充実した内容でした。
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その中の1つをご紹介します。

口腔内の菌は親から子にうつり2歳までに菌が形成されると考えられていました。

しかし現在では、歯周病菌などは18歳以降に感染しているというデータが出てきているそうです。

歯周病の菌はたくさんあり、悪さをする程度が低いものから高いものまでピラミッド上に位置付けられています。

1番悪さをする菌は総称レッドコンプレックスと呼ばれています。

レッドコンプレックスの中でも特に悪さをする菌はp.g菌というものですが、これはタンパク質や鉄をエサにして増えてしまいます。

なので歯茎が炎症している方は注意です。

歯茎が炎症しているというと少しイメージしづらいですが、常にケガしている状態と考えるとわかりやすいと思います。

ケガをすると血がでるように、歯茎から出血がある方は炎症があり、p.g菌は鉄(血)をエサとするので増えてしまいます。
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p.g菌など悪い菌が増えて細菌叢が乱れることdysbiosisというそうです。

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これにならないためには、一度菌が形成されてしまったら完全に無くすことは出来ないので、いかにその菌を増やさないかということが重要になってきます。

そこで重要なのが日々のセルフケアです。

歯周病は一度治療が終了したらこれからならないというわけではありません。

講師の先生が言っていたのは、『患者さんにも主治医になっていただく』ということでした。

皆さんがセルフケアを完璧にこなせるように歯科衛生士としてこれからもお手伝いできればと改めて感じさせられました。

学会に参加させていただき、勉強する機会を与えてくださった院長先生ありがとうござい
ました!   櫻井ひなの