インビザライン(マウスピース矯正) への道 その3
装置(アライナー=矯正用マウスピース)が来ました。歯の移動スタートです。
契約から10日から20日(工場の込み具合によって違うそうです)ほどすると、矯正装置(アライナーと呼びます)が到着します。
アライナー製造工場は海外にあるので、海外の宅配便でした。
矯正装置は診療所に送られてまいります。
こんな感じ。
長谷川は16回分です。
駄菓子屋さんのガムのようにつながってパッキングされています。(昭和的な比喩でスミマセン)
それぞれの袋に、アライナーが上下1セットづつ入っています
アライナーが届くころに、患者さんにご来院いただき、
矯正の前準備と注意事項の説明があります。
前準備は
① アタッチメントと呼ばれる歯の表面の突起をつけます
アタッチメントは回転など歯の微妙な移動に必要です。
② 必要に応じて歯のすき間を作ります
日本人は骨格的に歯が窮屈に重なる場合が多いので、すき間を作る必要が多いです。
こんな器具で行います。
最初は通例では1か月分のアライナーをお渡しします。
1週間ごとの交換ですので、お渡しするのは4個です。
付け外しの練習と注意事項をお話しして、1か月後のお約束をいただきます。
さて実際に装着してみると、思ったより違和感はありません。ただ、取り外しは最初は難しいかも、です。
口腔内装置に慣れている私長谷川でも、ピッタリはまっているアライナーはやや外しにくかったのですが、
説明書にあった内側から外すというアドバイスに従ったら確かにうまく外せました。
ケースもついています(2個)
そしてケースには
理想的な装着時間は22時間
と書いてあります。
22時間って・・・・食事時間以外はすべて装着しなさいってことです。
装着時間が守れるかどうか、自問自答しながら矯正はスタートしました。
(つづく)