JAOの9月定例研修会
令和2年 9月12日に
JAO(日本オッセオインテグレーションアカデミー)の9月定例研修会が
ソフィアインプラントセンターで開催されました。
コロナ感染予防のため、参加者は全員マスク着用、ソーシャルディスタンスを確保しての例会でした。
講師は双峰歯科クリニック(愛知県豊明市)開業の三輪一雄先生です。
テーマは「最近の咬合学の考え方」で、
当院からは私と馬場先生、松浦先生とで参加いたしました。
咬合学とは「歯の噛み合わせについて」の学問ではとても重要で大きな研究領域です。
人にはそれぞれの噛み合わせがあるので、
咬合学を意識することなく診療を進めていくこともできますが、
本来あるべき噛み合わせが変化してきたり、
噛み合わせによって歯やお口の不調を訴えたりした時にその重要性が認識されます。
咬合学は奥が深いため、追求するとキリがないのですが
三輪先生は40年以上の研究を通し得られた咬合学のエッセンスを
我々臨床家にもわかりやすく解説してくださいました。
強い歯ぎしりなどによりかみ合わせが変化してきた
患者さまの治療に活かして行きたいと思います。