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JAO定例研修会(経皮的曝露について)

2019年9月28日 
JAO(日本オッセオインテグレーションアカデミー)の9月定例研修会が開催されました。

 講師は国立病院機構名古屋医療センター 歯科口腔外科医長の宇佐美 雄司 先生でした。 
テーマは 
「歯科診療における経皮的曝露(針刺し)の対応」

すこし難解な題目ですが、
いわゆる医療従事者の針刺し事故に対する対処法についての講義でした。
 

名古屋医療センターは今回のような医療事故に対する感染のみならず、
 東海ブロックの、医療感染に対する拠点としての機能を果たしています
当院でも対策を行っていますが、
 針刺し事故は、各自が注意するというよりも、
事故が起こらない仕組み(システム)が大切であると思います。
 一旦事故が起こると、まず検査を行いますが、 
これは免疫を有しているかどうかのの検査であり、 針刺しにより感染したかどうかがわかるのは約1ヶ月後であるとのことです。 
そしてその後も3から6ヶ月毎にフォローが必要です結論としては、最も感染の可能性が高いB型肝炎(HBV)への対策として
ワクチン接種を受けることが最も有効な針刺し事故対策であるとのお話でした。

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