東京医科歯科大学 講演会
診療所の移転で忙しい中でしたが、東京のセミナーに参加してきました。
西東京市開業の押見一先生の講演会です。
押見先生は、私の最も尊敬する臨床医のひとりです。
今日の講演は、最新の医療技術や診療機器についてでは無く、患者さんにとって、最も有益な結果を導くための考え方についてでした。
診療実例を通して丁寧な講義でした。
「専門家(スペシャリスト)はもう十分にいる。我々が本当に必要としているのは様々な分野の研究を統合するスーパージェネラリストだ。」
とか、
「書かれた医学は過去の医学であり、目前の患者の中に明日の医学の教科書の中身がある。」
など示唆に富んだ教えが満載でした。
また、患者さんの免疫力やパーソナリティが、長期的な治療結果に大きく関連する、等の、
長年にわたって歯科臨床のトップランナーである、押見先生ならではのアドバイスの数々もあり、
とても有意義なセミナーでした。
※講演は、写真、録音NGでしたので、医科歯科大学の外観を貼り付けておきます