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お答え(無痛治療について)

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理論的には、全くの無痛で治療は可能なのですが、
1 麻酔が効かない(効きにくい)体質の場合
2 本当は痛くなくても精神的に痛いと感じてしまう場合
などの場合では無痛治療が困難と考えられます。

1のような方はごく希にはお見えになります(当院では一年にお一人いるかどうかといった頻度です)。大学病院等、専門の機関に紹介させていただいていおります。

2のような方はとてもたくさんおみえになります。
診療所に入るときに緊張して、受付で名前を呼ばれて緊張して、診療イスに座って緊張して、そんな状態で、麻酔注射の器具を見たら、頭の中はもうパニックで何をしても痛みを感じるでしょう。

通例では検査をしたり、治療についてのお話しをしたりする内にだんだん緊張がほぐれてきます。それでもまだ、緊張感が抜けない方は、その日は治療は行わず、慣れて頂いたのを確認してから治療をすすめる場合もあります。笑気ガス(写真)はリラックスさせる作用と鎮痛作用がありますので、笑気ガスを併用してだんだん慣れていただけば、痛みなく治療を行えるばあいがほとんどです。

かなり恐がりと自認される方もたくさんおいでになりますが、治療回数を重ね精神的に余裕が出てくると、笑気ガスなしでも、リラックスして治療をお受けになることができるようになります。

さらにお聞きになりたいことがございましたら、またお聞き下さい。