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歯周病治療について

長谷川亨歯科クリニックで行っている、歯周病治療についてご紹介します

ファーストステップ(初期治療)

1 検査一般的な検査を行います。
特に注意が必要な方には、位相差顕微鏡を用いて、歯周病菌の検査を行います。
ペリオマイクロ(位相差顕微鏡)

歯周病原因菌の 性状、量などの検査に利用します。

2 ブラッシング

(ご家でのクリーニング)

ご家庭で、歯周病菌の温床である、プラーク(歯垢)を徹底的に取り去っていただきます。

通常のブラッシングをキチンと行うと同時に、状況に応じて

・ うがい薬
・ 超音波歯ブラシ
・ 歯間ブラシ
・ 舌ブラシ        なども併用します。

このステップは、とても大切です。口腔清掃が十分でないと、せっかく治療してもすぐに元に戻ってしまいます

3 診療所でのクリーニングあらゆる手段を用いて、とにかくプラーク(歯垢)や歯石を取りのぞきます。

手用器具(ハンドスケーラー)や専用のクリーニング器具を使用します。

4 再評価
(治療方針の決定)
お口の中がキレイになった状態で、再度検査を行います。

この時点でその後の治療方針(セカンドステップ)が決定されます。

 

この記事の筆者

長谷川 亨(はせがわ とおる)  歯科医師  博士(歯学) 
1959年 愛知県名古屋市生まれ。 愛知学院大歯学部歯学科卒業。
スカイル福与歯科等研修をへて1988年長谷川亨歯科クリニック開院
現在 同クリニック院長 (有)長谷川ビル 代表取締役
論文
・歯周炎患者歯肉の電子顕微鏡的研究 ―固有層の炎症層の特徴について― 愛院学院大学歯学会誌
・実験的歯の移動に伴う歯槽骨骨改造活性の動的把握の試み ―鉛生体染色法を用いて― 松本歯学
・ヒト歯肉組織の肥満細胞 免疫組織科学的研究 松本歯学 他