日本臨床歯周病学会 第35回年次大会 その3
今年も連日暑い日々が続いておりますが、相変わらず日焼けし、
肌が日に日に黒く焼ける歯科衛生士内田です。
さて去る6月24日から25日、臨床歯周病学会in大阪へ行って参りました。
毎年院長とスタッフと朝待ち合わせをして行くのですが、今年は朝早くより
認定歯科衛生士セッションがあったので先に大阪へ向かいました。
臨床歯周病学会の認定歯科衛生士を取得し早くも5年が経過した.。
今では、たくさんの歯科衛生士の方と交流が増えとても有意義な学会参加になっています。
たくさんのご縁に感謝の毎日です。
今年のテーマは
Save Teeth! Save Imprants !~歯周病患者におけるインプラント治療~
ということでインプラント治療は歯科治療において近年とても身近な治療となった一方で
インプラント周囲炎、歯周炎も増加傾向にあるのが現状です。
今回の認定歯科衛生士セッションでは、X線(レントゲン)をどう読み取とり
歯周病基本治療にどう生かすか参加者でセッションしました。
X線は皆様ご存知のとおり、我々の体の状態を知るのに最も重要な診査法のひとつです。
歯周病治療に求めらる画像診査、診断はさまざまなポイントがあり、
歯科医師および歯科衛生士は治療する上で1つの判断材料として
日々の臨床に生かしているのですが、
同じX線をみて歯科医師は歯の治療を含め歯の健康管理のプロとして、
また歯科衛生士は歯の疾病予防のプロとして見解が異なることもあります。
歯周病治療を成功させるには歯科医師の見解と歯科衛生士の見解よりお
互いに情報共有し、同じ目線で歯周病治療に向き合っていく大切さを
改めて痛感したセッションでした。
さて、学会はセッションだけではなく、企業展示コーナーがあります。
各歯科メーカーが最新の歯科機器や予防に関する材料までさまさまな展示があります。
いつもスタッフと各歯科メーカーに行き、サンプル品を頂いてはスタッフと試しあったり
話し合いながら当院でも日々予防に関する材料を新たに導入して、
みなさんの予防歯科のお手伝いができるようにしています。
今度は9月に富山にて日本審美歯科学会に参加する予定です。
また参加した際はみなさまにご報告させて頂きたいと思います。