日本臨床歯周病学会 第33回年次 その2
先月の18.19日に仙台で開催された日本臨床歯周病学会に行ってきました。
東京から東北新幹線に乗り継ぐこと片道約4時間の長距離移動での初めての東北でした。
今回の講演で特に私が印象的だったのが、咬合性外傷に起因すると考えられる歯周治療の患者さんの症例でした。
咬合性外傷とは、名前の通り噛み合わせによる損傷です。
わかりやすく言うと歯ぎしりや食いしばりなどで歯の組織や骨、顎の関節が負傷することを指します。
その治療法の1つとしてマウスピースがあり、当院ではマウスピースを院内で作製しており、私自身がその作製をしているので今回の内容に興味を持ちました。
この症例では、外科処置や自費の治療費への抵抗から患者様から同意が得られず、歯周基本治療とマウスピースにより、外科処置を行うことなく症状の改善がみられているという症例でした。
当院でも患者様の中に歯ぎしりやくいしばりをされている方は意外と多くみえ、マウスピースを使用したら症状がなくなったと喜んでる方もみえます。
今回の症例のことでマウスピースの重要性をより実感しました。
これからもマウスピースの作製により一層力を入れていきたいなと思いました。
余談にはなりますが、1日目の学会が終わった夜は、みんなで夕飯を食べに行きました。
初めてトビウオの唐揚げを食べましたが、とっても美味しかったです。
その後、院長先生のはからいもあり、衛生士5人で牛タンを食べに行きました。
なかなか5人揃ってご飯を食べるという機会がなかったので、とても有意義なものになりました。
院長先生、ありがとうございました。
2日目には学会が終わってから新幹線までに時間があったので、仙台駅を散策して念願のずんだシェイクを飲むことができました。
時間がなかったので、観光はできませんでしたが、伊達政宗ゆかりの地を巡るのも衛生士長谷川さんのオススメのようなので今度仙台に来る時には観光をしてみたいなと思いました。
奥野美樹