第32回 日本臨床歯周病学会に参加して 3
去る6月21日、22日に名古屋国際会議場で開催された、日本臨床歯周病学会第32回年次大会に参加させていただきました。
今年で年次学会に参加させていただくのは3回目になります。
毎年新しい歯科治療法のケースプレゼテーションをみてとても刺激をうけます。
今年の学術大会のテーマは『再生療法』でした。
数年前に参加した時はあまり聞き慣れない治療法だったのですが
最近では書籍などでもよくみかけるようになりました。
この2日間で全国各地からお見えになった歯科衛生士さんの
再生療法を用いたケースプレゼテーションを多数聞きました。
実際、再生療法を行うのは歯科医師です。
歯科衛生士は何をするのかというと患者さんのメンテナンスになります。
メンテナンスといっても業務はたくさんあります。
患者さんに日々の歯磨きを正しい方法で行っていただくよう、
指導をさせていただいたり歯のクリーニングはもちろんのことですが
治療にたいしてストレスを感じていないだろうか?不安に思っていることはないだろうか?
など患者さんとのコミュニケーションも業務の一つです。
また、それを歯科医師に伝えるのも歯科衛生士の大切な業務だと思います。
安心して患者さんに治療を受けていただけるよう
患者さんとドクターの架け橋になるような存在でありたいと思いました。
歯科衛生士 中野梨沙